ほっと一息、トレッビアーノ
お客様の前でワインを抜栓する機会がありました。
結構なお値段のワイン、きんちょうするーーー!!
お店の歴史をご存じの、前々からの常連様ということもあってか、
こちらの緊張感を前もってほぐしてくださり、
「すみません、練習させてもらいます!」と開き直りぎみに臨んでも、
ニコニコしながら受け止めて下さいました。
前に書いた、この動画 を見ての練習が功を奏したのか、なんとかうまくいった!
抜栓、クリアしたっぽい!
今まで、失敗を恐れて、うまくやろうとして(自信もないのに)どこかに力が入っていたと思いますが、
未熟を承知で、いいからやってごらんよ、という態度を示してもらえると、すごーーく安心しますね。
私もそんな風に人と接したい。勉強になりましたです。
さて、その時味見をさせて頂いたワインについても書きたいところなんですが、そこはNGでして。
家に帰り、ほっと一息ついて飲んだのが、こちら。
【 テッレサクレ・オーロヴィーテ・モリーゼ・トレッビアーノ 】
長靴型のイタリアでいったら、ふくらはぎの下のほう、モリーゼ州の白です。
品種はトレッビアーノ。
トレッビアーノのワインというと、軽めですっきりとしたイメージを持ってましたが、
このワインは想像を裏切る、完熟フルーツのようなボリュームがありました。
レモンではない、クレープフルーツとも違うような、苦みのある柑橘系。
アプリコットとも違う。何だろう。
しいて言うなら、グレープフルーツのはちみつ漬けみたいな果実感。
熟した果実っぽさがありながら、後味はドライ。
ふしぎな感覚のワインでした。
今日のワインはこちら!
長い休みの後の鬼シフト、ちょっとハードでしたが、なんとか乗り越えられました。
0コメント